長野ソロツー（その３）　入笠牧場到着 - サンディー　我が家の３代目のゴールデンレトリーバー

さあ快晴の黒河内林道、この時点でだんだんと雪のセクションが増えてきて、
どうしようかなぁ～と迷いながらここまで着ました。

だいぶバタバタ走行で汗をかいていて、ここで服をまた脱ぎ、水分補給。

林道開通してたんだから通れるんでしょうと思いつつも、なんでこんな状態で開通してるんだろうかとも考えてました。
あと入笠山まで、3㌔。何故か入笠山まで辿り着ければなんとかなるという気持ちがありました。
なぜかというと、前に日みんなで通った分岐点が入笠山からほんの1キロも離れてない場所でそこの
路面状態は、雪はあったものの、走れなくない状態というのを大体わかっていたので。なんとか入笠山
までいければ…というのが頭にありました。

引き返すのも林道14キロ以上だし…。

決断は、強行使用という事で、再びバタバタ走行で歩く時より遅い速度で走り出します。

もうすぐだという思いで、ゆるやかな登りをペースを少し上げながら全面雪になった道を上がっていきます。

ここから２㌔弱を両足出しながら１５分位で入笠牧場に到着。

そこで見えてきたのが、ご覧の景色；

振り返ると、来た道も…当然一面の雪でした（苦笑）

あ～あ…と思いながら、とりあえず壊れたような家や小屋のあるとこまで牧場のゲートか100ｍ程進みます。誰かいないかなぁ～と探すも、一人きりです。

小屋の前に少しだけ雪のないところがあり、そこでGSを止めて、先の道路状況を足で確認しに行きます。
ここからは、入笠山まで１キロ。あと１キロ進めれば、もう前の日の道に抜けられるんだ。
わずかな望みをまだ持ちつつ（単にあきらめが遅い…）小屋から５０ｍ程進むと；

4人いたら、バイク無理やり押して行ったかもしれませんが、今回は一人でパニアに荷物満載状態。
引き返すしかないと、苦渋の撤退を決断。

来た道を引き返します。（トホホ…）

狭いスペースでGSをUターンさせ、またGSに運命を託します。
この時点で、１４時位。
こけたら、走ってる時の何十倍もの体力を使うので慎重にGSを操作しながら下ります。

ちょうど疲れたなと思い止まって休んでいたら、大きな鳥が二羽すぐ目の前を飛びすぎて、
しばらく上空を優雅に飛んでました。見慣れたとんびの倍近く大きな“おおたか”だったみたい。
なんかしっかりしろよって言われてたみたい＾＾。
http://i.yimg.jp/images/videocast/swf/blog.swf?vid=288230376152121382
おおたか